駅を生け花で飾る 1年以上続く乙女の佳話
- 小鳥 原
- 2024年9月15日
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芸備線小奴可駅の構内に毎日美しい花が飾られ人々の心をなごませている。これは比婆郡東城町の小奴可女子青年学級生15人が順番で昨年4月から生けかえているもので、同学級生、妹尾幸枝さん(25)は「はじめお役所へという案もありましたが、町の玄関口小奴可駅にすることに決まりました。微笑む花の心に触れて一日を楽しく過ごしていただきたいというのが私たちの気持ちです」とつつましく語っている。
なお同駅の森寺安雄駅長(52)は近く金一封を贈って感謝したいといっている。
中国新聞1958年(昭和33年)8月9日付