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貨物駅廃止しないで 東城町と西城町芸備線合理化反対を陳情

  • 執筆者の写真: 小鳥 原
    小鳥 原
  • 2024年9月15日
  • 読了時間: 1分

比婆郡東城町と西城町は28日、9月1日から実施される国鉄芸備線経営合理化に伴う同町内の貨物駅廃止の反対を関係先へ再度陳情した。

東城町は、小田昇総務課長らが県交通対策課を訪れ、小奴可駅の貨物取り扱い廃止の延期について知事の協力を要請した。同駅のそばにはチップ工場・ライスセンターなどがあり、鉄道輸送に依存しているので、貨物の搬出が困難になる。産米出荷も来月中旬から始まるので、国道バイパスが出来るまで延期してほしいというもの。

一方、西城町は、智木田穣町長が岡鉄局に正司局長を訪れ、道後山・比婆山両駅の無人化反対を伝えた。両駅とも"山"の名が付く珍しい駅で国定公園道後山・比婆山の表玄関。全国になじみ深い観光駅としての特殊事情を訴えた。

中国新聞1972年(昭和47年)8月29日付

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