26日、芸備線備後小奴可駅(妹尾哲二駅長)の開設25周年記念祝賀会が、比婆郡東城町小奴可クラブで盛大に催された。小奴可尚和会・同荷主会・同商工会・同農協など9団体と地区の一般人ら約100人が出席した。
同駅は昭和10年6月15日三神線の東城-小奴可間開通で開業、大鉄局米子運輸事務所の所管となったが、1年後落合-小奴可間の開通で、岡山-広島間全通。山間部路線が完工し、これまでの三神線(三次-神代)は芸備線(広島-新見)と改められ同時に12年4月1日広島鉄道局に移管された。その後25年8月1日岡山鉄道管理局に移管され今日に至っている。なお夜は小奴可尚和会協賛の演芸会が開かれた。
中国新聞1960年(昭和35年)6月28日付