top of page
執筆者の写真小鳥 原

芸備線備後小奴可駅の開設25周年記念祝賀会

26日、芸備線備後小奴可駅(妹尾哲二駅長)の開設25周年記念祝賀会が、比婆郡東城町小奴可クラブで盛大に催された。小奴可尚和会・同荷主会・同商工会・同農協など9団体と地区の一般人ら約100人が出席した。

同駅は昭和10年6月15日三神線の東城-小奴可間開通で開業、大鉄局米子運輸事務所の所管となったが、1年後落合-小奴可間の開通で、岡山-広島間全通。山間部路線が完工し、これまでの三神線(三次-神代)は芸備線(広島-新見)と改められ同時に12年4月1日広島鉄道局に移管された。その後25年8月1日岡山鉄道管理局に移管され今日に至っている。なお夜は小奴可尚和会協賛の演芸会が開かれた。

中国新聞1960年(昭和35年)6月28日付

閲覧数:1回

最新記事

すべて表示

汽車にはねられる 幸い無キズ

26日午前8時40分ごろ、比婆郡東城町大字菅、農業○○さんは芸備線備後八幡駅手前の線路で、八幡発8時42分の上り列車(運転手高下忠吉さん)に○○さんが背負っていたマキが触れてはねられたが、○○さんはケガはなかった。このため列車は4分遅れて発車した。...

阪神へ13人 東城中生の集団就職出発

13日午前8時52分芸備線東城駅発上り列車で、比婆郡東城町東城中学校の卒業生男女13人が阪神方面へ集団就職に旅立った。印刷工になる○○君ら縁故就職の一団で、プラットホームは藤原校長をはじめ級友や父兄の見送りで一ぱい。大きなトランクを抱えて「元気でガンバリます」と別れを惜しん...

乗降客に高原の香を 道後山駅長がスズランを贈る

芸備線道後山駅は県立公園道後山の表玄関。夏姿のハイカーが日ましにふえているのでこのほど、ことしも駅長と助役さんが、原産のスズランのハチ植えを抱えて岡鉄・広鉄両局をはじめ、山陽本線福塩線などの主だった駅の乗降客に、高原の香を味わっていただきたいと贈ってあるいた。...

bottom of page