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東城駅に対する怨嗟と非難 声は相当高い

  • 執筆者の写真: 小鳥 原
    小鳥 原
  • 2024年9月19日
  • 読了時間: 1分

近ごろ三神線東城駅と駅員に対する怨嗟の征矢が放たれている。すなわち"公衆に対しては辞を低うして親切であれ"という鉄道大臣の訓示を他所に毎々公衆に対する取扱上物議を醸し四方から非難を受けている。過日も某助役がいち旅客を突き飛ばしたとかいう事件は非難を一層高めた。同駅では法規に拘泥しすぎて営業者たるの大本をあやまる処置が多いというので、発荷主達が会合して東城駅からの出荷は当分見合わせようと協議したとの噂もある、それかあらぬか従来東城駅へ出ていた材木などは荷主の手で他駅へ転送する傾向が濃厚になり、近来同駅の発送貨物は減少を来たしているようである。このままでは町民と駅員間にどんな事態が惹起するやもはかり難いと、識者はひとしく憂慮していると

中国新聞備後版1936年(昭和11年)3月2日付

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