東城にディー・カーお目見え 列車の遅延と滞貨の一掃に拍車
- 小鳥 原
- 2024年9月15日
- 読了時間: 1分
国鉄岡山管理局では、このほど芸備線東城駅へ貨車入換用ディーゼル・カーを配車した。
このディーゼル・カーは自重8トンでワム6両のケン引力があり従来の積み込み夫が肩で移動する原始的な方法から短時間で切換え・接続が出来るため停車時間の短縮により列車の遅延がなくなり、業者の積み込み時間が大幅に延長され滞貨一掃ができるものと期待している。同駅貨物係では運転士2名の養成を急いでいるが、5月初旬から正式運転をはじめる予定である。
中国新聞1957年(昭和32年)4月7日付