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執筆者の写真小鳥 原

乗車券販売や広場管理 東城三セク事業計画決まる

元町議会議長の業務上横領事件が発覚した東城町の第三セクター「まちづくり東城株式会社」の本年度事業計画が21日の取締役会で、ようやく決まった。役員人事の見直しも決着し、新社長に若林弘孝取締役が遠藤晏史町長に代わって選ばれた。

主な事業計画は、JR東城駅での列車の乗車券販売▽商店街にある広場の管理▽空き店舗活用の調査・研究など。町の本年度一般会計当初予算には委託料として既に約200万円が計上されている。乗車券販売は11月から予定している。

同社は一昨年、市街地活性化を目的に、町や町商工会などが出資して設立した。当時の社長で町議会議長だったT被告が、資本金3,000万円の横領容疑で昨年7月に逮捕された。

若林社長は「本年度も残り半年ほどだが、まちづくりの土台を築けるよう行動を起こしていきたい」と話している。

中国新聞2004年(平成16年)9月22日付

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