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三神線工事着々進む 八幡・小奴可駅も竣工

  • 執筆者の写真: 小鳥 原
    小鳥 原
  • 2024年10月3日
  • 読了時間: 1分

三神東線東城-小奴可間14キロ730メートルの鉄道工事はその後着々進捗し全線にわたる路盤工事は殆ど完了し目下は請負者上田組による軌道敷設工事が昼夜兼行で急がれており八幡村字受原大渡橋附近まですでにレール敷設および砂利散布を終了した。また京都永砂組により建築中の備後八幡・小奴可両駅建設工事も近く竣成するはずで残るは八幡-小奴可間の軌道工事だけとなるわけである。なお鉄橋は東城より数えて第1より第8までの東城川鉄橋とまたトンネルは八幡駅のところは中山トンネル内堀のは正田山トンネルとそれぞれ名称が附せられてある。

中国新聞1934年(昭和9年)9月6日付

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